試験に合格するためのコツ-試験を知ること。

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試験に合格するためのコツ。ここでひとつのとらえ方をご紹介しましょう。

試験は、ある一定の能力があるのかどうかを計る「シミュレーション」です。実力=試験ができる、ということには、かなりの幅のズレがあります。でも、これは誰しも知っていることですよね。

でも昨今の風潮として、実力をつけずに合格しよう、とか、合否は知識量ではなく勉強のうまい下手という話には、少し違和感があります。

少なくとも私には、試験で問われるだけの実力は身につけて合格しよう、という表現が一番しっくりきます。

そこで上記のように簡単な図を作ってみました。試験に出題されない建築の知識としての代表格は軸組図です。梁伏図は出題されても軸組図は出題されていません。ですから、本来は、建築設計図書一式が理解できて描けないとダメだと思うんですが、軸組図を描けないというか、描かないまま、一級建築士になる方がおられることになるわけです。

国民の一般感情から考えると、一式図も描けない、読めないのに、なんで一級建築士なんかになれるの???と思われる方も多いと思います。しかし、それが試験なんです。梁伏図を理解して描けるのであれば、軸組図もわかるし描けるであろうということなんでしょう。設計ができるということをシミュレーションしているわけです。

さてさて、前置きはおいておいて。

上図で7つの領域を作りました。

  1. 建築の知識だが、出題には関係のない部分
  2. 試験の知識だが、出題には関係のない部分
  3. 建築の知識が問われているが、試験の知識があると解きやすい部分
  4. 試験の知識はなくても建築の知識があれば解ける部分
  5. 建築の知識はなくても試験の知識があれば解ける部分
  6. 建築の知識や試験の知識以外で問われてくる部分
  7. 3.の部分だが、試験勉強想定外の範囲

3-4-5あたりが、試験合格のために集中して勉強する範囲です。建築の学習と試験合格のための学習はこのくらいはズレるわけです。ですから最小限の勉強で合格したい方は、試験範囲と思われる部分を集中的に学べばいいのです。

ところが、うちで勉強すれば、全部教えますという言葉を暗に信じてしまうと、あなたの情報へのアンテナが鈍ってしまいます。(それは、当サイトについても同様です)また、当然ですが、試験作成サイドとしてのモーメントは、矢印の方向にあります。つまり、より建築的な知識を問うことをもって、より専門的な知識を持っている受験生を合格者とする傾向にあるわけです。

ですから、建築への知識はもちろんですが、試験を知ることはひとつのスタートラインなのです。(続く)

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