資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)

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資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)
水野 和夫
固定リンク:http://www.amazon.co.jp/dp/4087207323

男性は解決策を求め、女性は理解してくれることを求めるという。

この本は、現状分析において、歴史的な視点を提供しているだけで、解決策は何一つ書いていない。そういう意味では大変物足りない切り口なのではあるんだけれども、現状の分析をリーマンショックでの破綻ではなく、第1次オイルショック、ひいては1500年代のイタリアに持ってきている点が秀逸です。

今の為替や円の乱高下はこれからもずっと続くし、もうミニバブルとミニリーマンを繰り返しながら破滅というかエネルギー死に向かっているというか、それはシステムの宿命として書いているアタリも非常に興味深かったです。

では、どうすべきなのか、それは21世紀の資本主義に代わる新しい哲学の誕生まで松必要があるということなんですが、これは全くイメージできないです。少なくとも私には。

なので面白い、なのか、だから、しょうもない、なのかで評価が二分する著作でした。

 

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