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国際バカロレアと製図試験

国際バカロレア? なんじゃそれ?

「国際バカロレア」が作る世界で生きる力 ――日本の「知識注入型」教育を変え、2018年までに認定200校を目指す

こんな記事が2年前にありましたが、気がつくと2018年。早いものですよね。

国際バカロレア? なんじゃそれ? そう思われる方が多いと思います。古い人だと「バカ田大学?」なんてね。

簡単に言うと「世界共通の大学入試資格とそれにつながる小・中・高校生の教育プログラム」。多様な文化への理解や尊重を重視し、グローバル社会を生きるために必要な知性や人格、社会的スキルを磨き、教師から一方的に知識を注入される従来の学習とは異なり、生徒は自分で調べ考え意見を述べる教育のもと、世界で生きる力を身に付けていくためのプログラムです。

一級建築士設計製図試験は、社会人受験の資格制度ですから、ちょうど国際バカロレア的な能力=生きる力のためのプログラムはとても相性がいいはずだと考えています。

塾は不要

特徴的な話としては、この国際バカロレアのプログラムでは塾に行く必要はなく、授業の事前の下調べは自宅で行い、学校での授業はプレゼンテーションやディスカッションから始まります。塾に通って詰め込み式の受験勉強をする知識注入型の日本の試験とは、全く違うことがお分かりになると思います。

こんな風に製図試験は学べないのかな~、という疑問です。

つまり設計課題の学習において、事前の下調べは自宅で行い、学校での授業は、そのプレゼンやディスカッションを主体で行い、設計という行為を学んでいくやり方、です。

例えば、h29本試験課題のリゾートホテル。インターネットがない頃であれば、まず図書館に行く、本屋さんに行く、実物を見て調べる、設計した先輩を探す、なんてことが当たり前であり、その時間がとれない受験生や資料を集めることができない受験生が、資格学校に行くイメージでした。

ですが、ネット全盛の時代において、事前の下調べは十分自宅でできるはずですし、そういった基礎的能力は建築士として必要不可欠です。そしてその上で考えたプランをプレゼンし、ディスカッションしていく=まさにアクティブラーニングの世界ですよね。
これがこれからの製図試験の学習スタイルだと思うわけです。

さらに、それらの大半はオンラインでも可能になっています。そしてそういった調べる、まとめてプレゼンする、疑問を伝えつつディスカッションで成果を上げる、ということが今建築士に求められている職能だと考えています。

製図試験comでは、そういう環境をできるだけ作れるようなしくみを提供しつつ、合格だけではなく、生きる力を製図試験を通じて身につけてもらいたいと願っています。

最終的には、製図試験comも必要なくなるかもしれませんけど。

 

hare no hi は他山の石ではない。

資格学校と製図試験com:出題コンセプトの違い

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