製図試験.com前半戦通信添削にかける想い<インタビュー>

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記者:失礼ですが、製図試験のサイトをはじめてどのくらいになるのですか?
山口:元々、私自身は総合資格学院で一級建築士製図試験を学んで取得後、なぜか(笑)日建学院で講師を務めていました。その際、どうしても、かゆいところに手が届かない資格学校の指導方法に業を煮やし、その部分だけをフォローするメールマガジンを2000年に開始したんです。それが始まりです。

記者:では最初は、資格学校の講師をやりつつのスタートだったんですね。
山口:そうなんです。資格学校との契約があり、資格学校の課題や資料の解説についてはできなかったので、それ以外の全てを解説することにしました。例えば、消しゴムの使い方や、エスキース用紙の使い方等です。そうやって1年配信し続けたら、読者が1200名(現在は4,000名強)になっていて、私自身が一番驚きました。そして、読者から質問が来たんです。「合否がわからないので、再現図を送るから観てもらいたい」と。あ、再現図なら観てあげることができるということで、公募したら50名から再現図が送られてきてさらにびっくりしました。

記者:なるほど、それから、今の前身である「学科製図.com」を立ち上げたわけですね。
山口:学科もおこなっていた時代もあり、筆記試験の学科、実技試験の製図を合わせて、学科製図.comとして2001年に立ち上げました。それで15年やってきたわけですが、近年、製図試験のみのサポートに集中しているため、2015年末に「製図試験.com」としてあらたに立ち上げなおしたわけです。

製図試験.comでめざすもの

記者:製図試験.comになって何が変わったんですか。
山口:それまでいろんな仕事と並行しながら学科製図.comをやっていたため、完全に集中できない部分があったのですが、業務を絞り込み、現在は、設計とweb関連業務とこの製図試験.comだけにしました(まだ多いですけど)。
加えて、メールマガジン読者から直接会った講習会参加者まで含めて結構博愛主義的な面をもっていたんですが、製図試験.comでは、それを極力止めて、通信添削生へのサポートをとにかく厚くすることにしました。

記者:具体的にはどんなことでしょう。
山口:まず、通期(前半戦+後半戦)及び前半戦から利用していただいている通信添削生の絶対的な力不足をなくすために、徹底的に基礎からやることにしました。
  1月 平成27年度分析 
  2-3月 合格基礎講座(メール+音声+動画による講座) 
  4-7月 模試を含め4課題の通信添削 全てコミュニティセンター
こんな感じです。1-3月はひたすら座学のような感じで課題を解くと言うよりは、製図試験のしくみを理解してもらうことに集中していました。そしていよいよ通信添削を開始するわけです。人数は50名までと絞っています。(現在あと10名空きあり)

全てコミュニティセンターである意味

記者:しかし、全部コミュニティセンターなんですか。
山口:はい。平成27年度が基準階型であったのもあり、今年は非基準階型で出題される可能性が高いこと、基準階型が来れば、逆に非基準階型の学習が役に立つこと、さらに基礎を磨くには、典型的な公共施設を徹底的にやった方がよいという判断から、コミュニティセンター一本に絞ったわけです。図書館や美術館については、折に触れて解説しようと考えています。

記者:なるほど。でもコミセンだけではちょっと不安ですね。
山口:そう思われる受験生も多いようですが、そういう方に限って基礎ができてないと感じています。下記の敷地図をみてもらえますか。上が弊社の合格基礎講座で公開しているエスキース課題A、下が前半戦通信添削コースで公開している第1課題です。

敷地読みができるかがまず登竜門

h28000-skt01これをみれば、製図試験.comでこの時期に何を指導したいのか、どういうことを理解してもらいたいと考えているのか一目瞭然だと思います。

逆に、これを見て、この課題の意図がわからないということは、敷地の読み方ができてない証左であり、一級建築士設計製図試験のレベルに達し得ていないと考えてもよいでしょう。

資格学校では、こういう指導方法を採っていないため、この意味すらわからない受験生も多いことかと思います。なんとなくはわかってるんですけど、それ以上は、実はよくわかってない、というのが現状なのではないでしょうか。

この「なんとなく」はもちろん、類似した課題を解いているからであり、「実はよくわかってない」のは、解いているだけで理解が進んでいないことを意味します。

つまり、習うより慣れろ、ということでひたすら課題を解く、という方法で資格学校とかはエスキース指導に当たっているわけです。それは、他の通信添削サイトやテキストでも同様で、こういった視点での課題の理解をさせていないわけです。一時期、日建学院では、これに類似する方法をやっていたんですが、伝わらないせいか止めちゃったんですよね。
また、別のサイトでは、建築的な知識は不要だとかコツで合格するとか吹聴しているところもあるんですが、そういうところに限って、建築計画の基礎的な知識をおろそかにしていたりします。マジメに学習する態度をバカ正直者のように扱うのは非常に残念です。

記者:なるほど。では製図試験.comで学習するとどうなるんでしょう。
山口:問題文を相対化して読む力をつけるカリキュラムで進めています。受験生が合格するに当たって、この4月を含む前半戦で身につけねばならない力がいくつかありますが、重要なのは読解力です。読める、ということが非常に重要なスキルなのです。

前半戦通信添削の〆切は4月20日

記者:ただもう4月ですよね。合格基礎講座は終わっちゃいましたが、これから添削を受けても効果があるんでしょうか。
山口:残念ながら、過ぎ去った2ヶ月はもう戻らないです。合格基礎講座で行った内容は、全て「基本テキスト」にまとめて添削生には配布します。今年の弊社のテキスト類は、これらの基本テキストとh28本試験分析テキストが全てになるでしょう。
それらをベース前半戦通信添削コースは前述の通り、コミュニティセンターだけを4課題(エスキース課題AB含めると6課題)やります。前述したエスキース課題Aと前半戦第1課題の敷地の出題意図がわからない受験生は必須の通信添削だと考えています。

記者:必須と言い切りましたね。その根拠は。
山口:資格学校では、9月下旬に追加課題を出しています。カリキュラムがコンプリートであるなら必要ないにもかかわらずです。製図試験.comも問題集くらいは追加でだしますが、1万円前後なのに対して8万円くらいするんですよ。でもひどいと思いませんか? 9月下旬の追い込まれたタイミングで8万円って。そのタイミングでの8万円ってあまりにもったいないです。それよりも前半戦のこの時期にトライする67,500円でしょう。合格基礎講座費用を除く、基本テキスト+前半戦通信添削コース4課題(模試含む)で67,500円で受講者に提供しています。これに尽きると思います(ちなみに通期(前半戦+後半戦)だと131,100円です)。

記者:申込〆切はいつなんですか。
山口2016年4月20日です。これ以降は受け付けません。

記者:まあ、そのあたりが〆切の限界でしょうね。今日はありがとうございました。
山口:7月末までに、学科試験から始める受験生と圧倒的な差を付けたい。これがこの前半戦での私の想いです。
「合格するために必要なことは何でもやるという強い意志」で臨んでいます。きょうはどうもありがとうございました。

(文責:延原道子)

※前半戦通信添削コースをお申込希望の方は、4月20日までにお申し込みください。

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某メディアからインタビューがあったので、それを構成し直して掲載しました。

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