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2019年度一級建築士設計製図試験1013版再現図総評

■11/27 解説動画サイトアップ ここをクリック(180MB)

■11/26 再現図集計結果 2019本試集計PDF
■11/26 公開可能な添削図13式 ここをクリック(65MB)
■11/26 解説動画で使った添削図のみ13枚 ここをクリック(18MB)

今回の集計にあたり、既受験者のみのデータで構成しています。非受験者の方は、下記点数から順位をイメージしていただきますようお願いします。


レベル差が僅少な1013版課題

さて、追試の方を含め、全部で50枚近くの再現図(トライ図)を拝見させていただきましたが、多くの答案はなかなか甲乙つけがたい内容でした。ひとつは平易だったこと、もうひとつは未完・建ぺい率アウトを含む図面がほぼ皆無だったことに起因しますが、本年度の課題は、合格しても不合格になっても禍根が残るレベルの非常にグレーゾーンが大きな試験になると予想されます。

■その上でのポイント

その上で多少差が目についたポイントをいくつか解説します。逆に以下の点以外は、ほとんど差がなく、それだけに竪穴区画のシャッターミスひとつでも危ない可能性があります。

1)建築物配置

建ぺい率60%に当たっている方は1枚もありませんでしたが、厳しい建ぺい率なのに建物も小さく、求められている外構は少ないため、建築物が敷地内でかなり自由に配置できます。ですが、配置の自由度を上手く使えていない答案は、敷地を有効に使えてないように見えて印象が悪いです。また東5m先に本館があるのでその関係性を考えた配置なのか、隣地のことを全く考えていない配置なのかも印象を分ける部分です。

2)3つのアプローチ処理

道路、本館、公園。この3つのアプローチをどう捉えて処理するのかは、かなり自由度がありそうに見えますが、この敷地シチュエーションからは、道路>本館>公園となります。本館>道路>公園のプランの方は、そうした理由を計画の要点や図面で相当説明しないことにはミスリードにみえます。

3)多目的展示室の処理

・200m2以上(空調機械室、前室、倉庫除く)、・設置階、・特定天井処理、・ホワイエ(指定は無い)

このあたりは差が出ているところです。空調機械室を含めて200m2以上とか、ですね。前室、倉庫が抜けている方も意外に多かったです。このあたりは出題形式を替えてきているという点で、注意深く読解できるかどうかを試しているので、確実に減点されていると思います。

4)要点

要点については、(1)は多目的展示室が1階に計画した理由を書いてない方は全て減点としました。ここが聞きたいからです。図解が必須となりましたが、(7)を含め図がわかりにくいものも減点対象としました。

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