勾配定規と道路斜線

合格のために
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勾配定規使ってますか

意外と使われていない勾配定規。ピックアップするネジも付いているし結構使い慣れていると使いやすいんですが、大体勾配定規を持ってない方の方が多いかもしれません。

製図試験で勾配定規を使うシーンは2つ。ひとつは勾配屋根、そしてもうひとつが道路斜線です。勾配屋根は原則できるだけ低く抑えたいので、大抵2/10勾配。だとすると10m水平に2m垂直な点を取り、そこにめがければよいので、実は勾配定規を使わなくてもすぐに描けます。

意外と面倒な道路斜線

道路斜線の場合、まず住居系が1:1.25、非住居系が1:1.5という斜線勾配が決まっています。ところがスタートラインは建築物ツラからの有効寸法となるため、仮に住居系地域で、前面道路が4m、セットバックが柱芯で3m、柱サイズを800とした場合、(4.0+2.6×2)×1.25=11.5mとなり、柱芯位置で11.5m確保していないと斜線に抵触して不合格ということになります。
問題はここから。11.5mという点と道路から2.6mの位置とを線で結べばよいのですが、結構間違っている角度の方が多いんです(令和2年度、3年度本試験再現図添削)。
そこで登場するのがこの勾配定規です。

RIZE目盛を使用

1:1.25は、4対5ですから、8/10勾配。ということでRIZE=8として、この角度で90度廻して道路斜線を描きます。

道路側2.6mの始点と11.5mの終点を確認しつつ、8寸勾配を使うとクロスチェックができて安心ですね。

ちなみに非住居系は1:1.5は、2対3ですから、6.67/10勾配。ということでRIZE=6.67として、この角度で90度廻して道路斜線を描きます。ただし製図試験で非住居系で道路斜線に当たることはほぼないので、実際は使わないと思いますので画像は小さめでw

 

製図試験ローカルルール
道路斜線には勾配定規を使うと便利でかつクロスチェックになる

参照:法56条1項1号、令130条の11から令135条の4及び参照法別表第3
内田洋行:勾配定規の使い方 http://www.uchida-draft.com/product/06_kobai/index.html

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