計画倒産の可能性もある「harenohi」を巡って、以下ブログから引用。
https://ameblo.jp/b-style-ceo/entry-12344529471.html
(前略)事件を踏まえて、今日の新聞には着物業界の実情が書かれていました。
30年前の呉服市場は1兆8,000億円あったそうですが、現在は3,000億円と6分の1になってしまったそうです。
そうなってくると、市場は正常な取引機能を失うようで「海外で安く作ったものを高く売る」「見せかけの価格から大幅値引きをうたい客を呼ぶ」「景品などで客を呼び込む」「長時間拘束して強引に売りつける」
などなど・・・なんか、これどこかで聞いた手法??(後略)
とその後、このブログは不動産業界の話になるのですが、読んでいて、ふと製図試験業界もそうではないかとデータを見直しました。
建築士受験業界はさすがに6分の1とは言いませんが、市場は2分の1以下になっています。
少子高齢化+建築業界の3K+理系嫌い+重厚長大からの離別・・・。言い出すと切りがないですが建築士受験業界もこれからさらに厳しくなるのかもしれません。
今後、建築士受験業界も正常な市場ではなくなっていっていく可能性が高いということです。
「強引な営業」「見せかけ価格からの値引」「期間限定の値引」「学科とセットで割引」・・・。それらは符丁を合わせているわけです。
ちなみに平成に入って製図試験受験生が一番多かったのが平成11年の16,161名、合格者が7,374名で、平成29年度の製図受験生は8,931名、合格者が3,365名です。
受験生は45%減って最盛期の55%となり、受講費用は3倍以上値上がっているということになっています。
うーん、やはりこれは納得いかないですよね。そう感じました。