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製図試験comとは

 

製図試験.comは、その前身となる学科製図.comから話さねばなりません。というか、主宰する山口達也の解説から始める必要があります。読むのは1回だけだと思いますので、おつきあいいただければ幸いです。

Renzo Piano Building Workshop

大学では公共住宅論を修士論文とし、その後、鉄道会社に就職しましたが、当時、関西国債空港旅客ターミナルビルの国際コンペで最優秀となったレンゾピアノの大阪設計事務所が開設されることがわかり、建築への夢が捨てきれず、レンゾピアノビルディングワークショップジャパン(http://rpbw.com)の門を叩きました。
そこでRenzo PianoやPeter Riceそして岡部憲明さんと共に仕事させていただきました。わかったことは私のデザイン力では全く及ばないということ、そして日本の設計事務所とは全く異なるデザインアプローチの方法論を感じ取ったことでした。デザイナー、建築家への道は諦めたものの、このデザインアプローチを多くの日本人に伝えたいと決意しました。

専門学校、大学、そして資格学校へ

そこで、たまたま専門学校でプレゼンテーションを教える機会があり、非常勤講師で教えたり、大学のゼミ生にプレゼン方法を説明したりしていました。しかし、専門学校では物足らず、だからといって大学のアカデミズムには慣れ親しむこともできず、あー、このまま、Renzo事務所での経験は死蔵してしまうのかなーと思っていた矢先、某学院にプレゼンできる機会があり、製図講師となることになりました。
とにかく、生徒さんが専門学校よりも大学よりも真剣なんです。これにハマりました。
ところがところが。当時の資格学校は(今もそうですが)エスキースを教えるしくみがありませんでした。「エスキースは盗むものであって教わるモノではない」「休憩時間のちょっとしたアドバイスがヒントになるんだよ」なんて時代でした。
いやいや、ちょっと待て。エスキースは教えられるんだけど・・・。講師会議でそういう発言をすると他の講師から大ブーイング。新人のお前が何言うてるんや、ボケ!って感じです。
そこで私なりになんとか受験生をサポートできないかと考えだしたのがこの製図試験.comの始まりです。

1本のメルマガがスタートライン

そして始めたのがメンタルに絞ったメールマガジンでした。当時受験生には好評で、1年で1,500名くらいの読者ができました。それらをベースに製図試験.comの前身である学科製図.comを平成13年に立ち上げました。
これらの実績を持って学芸出版社に原稿を持ち込み、エスキーステキスト「エスキースアプローチ」を出版しました。売れたのは6,000部くらいですが、当時の担当者から、ハリーポッターよりも市場占有率が高い本と言われました。エスキースは教えられるという時代が到来したわけです。(なぜ現在でも教えられていないのかは不明ですが・・・。)

再現図面原図展覧会

また次のコンテンツとして、本試験当日の再現図を作成してもらい、それを添削するという暴挙を始めました。当時「再現図?なんじゃそれ?」だったんです。でも答案が返却してもらえない以上、再現図がないと本試験分析ができません。そこで受講生に本試験で描いた図面とおぼしき図面を再度描いてもらうという大変厳しいことをお願いしました。その甲斐あって、本試験像が段々とわかってきたわけです。
その後、日経BP社と再現図面原図展覧会等を行ったりして一定の成果を上げてきました。

姉歯事件そしてh21製図試験改革・・・。

h17に構造計算書偽造による姉歯事件が起こり、1級建築士の社会的信用はガタガタになりました。それを受けて、建築士法が変更され、平成21年度から新試験制度が始まりました。5時間半だった試験時間は6時間半となり、計画の要点が付加されました。受験要件は非常に厳格になり受験生は激減しました。その一方、試験問題は平易になった一方、計画の要点については建築的常識レベルという以上に月並みな文書指導をする以外に手立てはない状態になりました。
そして今だからわかるのですが、平成26年度くらいまで試験作成サイド(JAEIC)にも相当内部的に方針が固まらない、つまり試行錯誤が続いていたと考えられます。出題もいい加減、内容にも甘い部分が多い、なんて年度が続いていました。私自身も、そんな試験に携わっていてよいのだろうかという疑念もあり、指導方針についての試行錯誤が続いていたと思います。
その間に、受験生が激減したことから資格学校は大幅な値上げがあり、試験制度改革は逆に利用され、市場としては混乱しているし、健全化を失いつつあるのが現状だと感じています。
特に貴重な大学生の頃から一級建築士試験の勉強を始めたり、代わり映えのしないカリキュラムに何百万も投入するのには疑問があります。また、資格学校の執拗な営業スタイルには多くの受験生が辟易としていることでしょう。

製図試験.comそしてステップで攻略するエスキース

私自身はそういう低迷期をようやく乗り越え、平成27年(2015年)に製図試験.comを立ち上げ直しました。
そして「エスキースアプローチ」後、「エマージェンシーマニュアル」「エスキースFAQ」「わかるエスキース」「わかるエスキース2010、2012」と出版してきましたが、平成29年7月に新たに17年間の集大成というべきテキストである「ステップで攻略するエスキース」を上梓しました。
このテキストを作成するに当たっては、2年間直接塾を運営するに当たって、多くのフィードバックを加えつつ完成させることができました。このテキストを持って受験用のエスキース手順書は完成したと思います。もう試験制度が変わらない限り、このテキストで解説している13ステップでエスキース手順(ESTEP©としました)は全て説明することができます。

IoTで加速する製図試験.comへ。

エスキースが完全に解説できるようになった上に、さらに平成30年度の通信添削コースは、インターネット上で考える(Internet of Thinking)ことで大きくバージョンアップします。業界初のオンライン添削、オンライン直接指導を始めました。

自宅が教室になる。それを製図試験.comは提案しています。

建築を学ぶことは面白い。

それをネットを最大限利用して共有するサイトへステップアップします。

一緒に始めませんか。製図試験.comと共に合格をめざす旅へ。

 

平成29年12月18日 製図試験.com代表 山口 達也

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