※資格学校・個人塾・通信添削・独学に共通する構造【解説記事⑪】
最後にやっていることとは
同じように悩み、
同じように行き詰まり、
同じように不安を抱えていても。
最後に、
少しずつ抜け出していく人がいます。
特別な才能があるわけでも、
練習量が突出しているわけでもありません。
その違いの多くは、
最後にやっていることの差です。
注)合格者には無意識でやっている方が多いですが、必ずしも合格者がすべてやっているということでもありません。
課題を「答え合わせ」に使わないこと
多くの人は、
課題を解いたあと、こう考えます。
「合っていたか」
「どこがダメだったか」
「次はもっと良く描こう」
これは自然な反応です。
ですが、
最後に伸びる人は、
課題を答え合わせの場として使いません。
見ているのは「判断の履歴」
伸びる人が課題のあとに見ているのは、
- 「答案の出来」ではなく、
判断の履歴です。
- どこで迷ったか
- なぜ、そちらを選んだか
- 他にどんな選択肢があったか
これを、
結果とは切り離して振り返ります。
成功も失敗も、同じように回収する
最後に伸びる人は、
- うまくいった課題
- うまくいかなかった課題
どちらも、
同じ温度で扱います。
成功は、
なぜ成立したのかを確認し、
失敗は、
どこで判断がズレたのかを特定する。
感情で振れない分、
判断だけが残ります。
判断(jud)を一つずつ整える
ここに大きな違いがあります。
伸びる人は、
det=成立条件を暗記しようとすることを
増やそうとしません。
- 正解を集めない
- 暗記するパーツを意味なく増やさない
- 模範解答を暗記しようとしない
代わりに、
判断(jud)を一つずつ整えます。
「これだけは守る」を決めている
そういう整え方をする方は
自分の中に、
- これだけは外さない
- ここは迷わない
という、
判断の軸を持っています。(もしくは持とうと努力している)
すべてを完璧にしようとしません。
ですが、
判断がブレる場所については、
自分で把握しようとしています。
不安を、判断で処理している
不安が消えることはありません。
本試験当日は必ず知らない単語や言い回しがあります。
もちろん伸びる人も、
本番は怖いんです。
しかし不安を感情で処理しないこと。
- 不安が出たら
→ 判断を確認する - 迷いが出たら
→ 優先順位を見直す
感情を、判断に翻訳する。
これができるようになると安定してきます。
そして、ここに戻れるということが安心につながります。
製図試験comが最後に渡したいもの
製図試験comが
最後に渡したいのは、
- 正解集でも
- テクニック集でもありません。
自分で判断を整え直せる力
です。
- 迷ったら、どこに戻るか
- 崩れたら、何を立て直すか
これが分かっていれば、
本番でも立て直せます。
最後に伸びる人は、
特別なことをしているわけではありませんが、
判断を、最後まで手放さなかった
のだと思います。
それをこの製図試験で
意識的にできている方は
実は少数派で、多くは無意識にやっている方です。
ですが、この点を「意識して判断する」ようになれば
明らかに合格が近づくと確信しています。
次の記事では、
この一連をどう入口ページとして束ね、
どう関わるかを自分で選べるようにするか、
その全体像を整理します。
