山口@製図試験comです。
製図試験は技能試験。
エスキースを暗記するだけなので、結果、できたりできなかったりする。と前回は書きました。
今日は真逆の話です。
残念ながら、製図試験って、学科試験が筆記試験であるのに対して、時間内に作図という作図技能試験の側面が強いです。
つまり、筆記試験と技能試験のセットが一級建築士試験なんです。
そういう意味で、学科は得意だけど製図は苦手、また学科は不得意だけど製図なら大丈夫という方がおられるんです。
いずれにせよ、カンナやノコギリが使えない方が、1,000回テキストを読んでも、実際に道具を使わないと知識ばかりでは絶対に使えるようにはなりません。
技能試験は、手を動かすことでの身体能力を総合的に判断するからです。
ですから、習うより慣れろ、考える前に手を動かして描け!というのは、初期段階ではとても正しい指導法なのです。
考えるな!トレースするんだジョー!
特に頭でっかちな方や、CADは使えるけど、手描きはなー、という方、学科はいいけど設計製図は苦手なので・・・、という方には、まず手を動かすことをおすすめの学習方法が、トレースです。
ただ闇雲に写せばよいというものではありません。しかし、手を全く動かさないよりは動かしたほうが学びは大きいです。
製図試験comでは、
遠回りなようですが「ステップで攻略するエスキース」でエスキースの基本のために、エスキースのトレースをおすすめしています。
その上で、課題分析帖及び動画で本年度用エスキース手順を固めようとしています。
試験日まで平日毎日7:40に配信しているメールマガジンからのリライト版です。
合格するその日まで、メールマガジンをご覧いただければ幸いです。