このページではコースでの具体的な通信添削やその進め方について解説します。
スケジュール及びコースと期間の違いは、コース/スケジュールのページで紹介していますのでご参照ください。
このページも日々アップデートしてまいります。
コース・教材・学習方法のポイント
細分化して反復練習→高速に回すこと
答案完成までがダラダラ6時間半続くのではありません。その工程を細分化して分解すると、実はひとつひとつは非常にシンプルなステップのくりかえしだということがわかってきます。
それをひたすら反復練習し、高速に回すようになること、ここに製図試験の学習のコツがあります。
長考なんてもってのほかです。考え込む前に調べること、レファレンスすることが重要になります。
覚えることVS考えて理解すること→暗記は重要
アラビア語で「犬」のことはなんと言いますか。考えてもわかりませんよね。製図試験は、なんとなく手を動かしていると1/200程度の話なのでそれっぽく描けるんです。ですが実は覚えておくべきことを覚えずに、単にエスキースっぽくやっていれば、そのうちできると勘違いしている受験生は多いです。
不明な点にぶち当たったら、1分くらい考えてもいいですが、覚えていないと判断したらすぐにレファレンスして、理解すること、そして理解したことを覚えることが不可欠です。
予習より復習が大切→欠点を減らす戦い
本試験で何が出題されるのが不安。なので問題をとにかく多く解こうとする方が多いです。初見の力はそれで多少上がります。ですが、それは下手な鉄砲でも数撃ちゃ当たる作戦です。
せっかく人生の貴重な時間を使って、エスキースを含む建築の学習をするのに、そんな闇雲な方法では合格する率は上がりません。
この試験、減点法で採点されていますから、いかに減点されないか=欠点をなくす戦いなんです。とすると欠点を埋めるのは予習ではなく復習が要だということは誰が考えても明らかです。
集合知で戦うこと→あなたは誰かの代表
集合知=たくさんの人の知性が集まると、より優れた知性となる=より合格しやすくなる、と考えています。
あなたはひょんなことから製図試験comを知り、一緒に学ぶことになったかもしれません。しかし、そんなあなたは実は典型的な受験生のグループの代表なんです。あなたが知らないことは、同様に多くのあなたのような方が知らないことなのです。常に「私が代表している、私が代弁している」その気持でトライしてほしいと願っています。
最後は褒めて寝ること→日々のメンタルの鍛え方
本試験当日、最大のメンタリティを発揮するためには、メンタルを日々鍛えることが重要です。
ではどうすべきなのか。必ず「今日もよくがんばりました」と自分自身を褒めながら寝ることです。
深層心理で苦手意識を持たないためには、勝って終わること。褒めて終わること。そのためにわかるところまで細分化して、わかって終わることを日課としてください。生きているだけで儲けものの世界観は受験する上ではとても重要なスキルなのです。
教材・テキスト
課題セット+用紙セット
課題セットは以下の通りのものが含まれています。
- 問題文(基本A2)
- 解答例(A2)、解題(A2)、要点解答例(A3)
- 解答用紙(厚紙A2)10枚
- エスキース用紙(薄紙A2)10枚
- NEW!セルフ添削リスト
ステップで攻略するエスキース
学芸出版社刊、私の著作7冊目です。
1冊で1課題のみを取り扱っています。エスキースを13ステップに分け、ひとつひとつのステップを解説しています。
このテキストのエスキース手法をベースに受験指導していますので必須テキストとなります。無償配布したいのですが持っておられる方が多く、このテキストのみコース費用外で別途ご購入していただく必要があります。
課題分析帖・本年度用パーツ集・要点テキスト
ステップエスキースで押さえられるのは「基本」事項のみで、本年度用には本年度用のテキスト及びパーツ集が不可欠です。
例年、課題分析帖は8月15日頃、パーツ集は9月10日頃に配布しています。
標準パーツ集
標準的なプランニング用のパーツ集は、無料ダウンロードできるようにしています。本年度も再度作り直す予定です。(2月下旬コース生には配布予定)
製図試験ローカルルールブック
製図試験は、実務設計のシミュレーションであり、半年かけて設計する案件を、6時間半でまとめるという仕様(ゲーム)となっています。そのため、本来実務では行うんだけど、試験というシミュレーション上省略したり、解釈を変えたりすることがしばしば起こります。それが実務者にとっては、仕事の能力とは関係のない試験上のローカルルールとなり、合格への障害となっています。そのローカルルールをまとめたテキストが「製図試験ローカルルールブック」です。テキストは6月末完成ですが、3月に動画解説します。
オンライン添削学習ステップ
詳しくは後日ご紹介します。
スケジュール及びコースと期間の違いは、コース/スケジュールのページで紹介しています。