2024年3月5日のモーニングショーで特集された花巻東高等学校野球部の佐々木麟太郎さんは、スタンフォード大学に直接進学することになりましたが、その中で「花巻東野球部フィロソフィ」(Hanamaki Higashi Baseball team Philosophy)というノートが映されていました。このノートの項目が素晴らしかったので、備忘録としてブログとしてまとめておきます。
佐々木麟太郎さんのノートの衝撃
花巻東高校硬式野球部の佐々木監督の指導哲学は、野球の技術指導だけでなく、人間としての成長や教育にも重点を置いており、それを「花巻東野球部フィロソフィ」として野球部員たちに指導されています。
このフィロソフィの一環として、部員は毎朝30分間、自身の目標とそのために今日何をすべきかを考える時間を持ち、ノートにまとめているんです。びっくりしたのは、佐々木麟太郎さんのノート。
「きのうの反省、きょうの目標、やること、きょう絶対やらないこと、練習の課題、ライバル」
を毎日の日誌として書いていたんです。
テレビで観て覚えているだけですが、以下の4点について、毎日1ページにまとめてあったと思います。
- 目標に対するその日の目標
- 前日の反省点と改善点
- 今日やるべきことと、今日絶対やらないこと
- 今日のライバル
私が驚いたのは、毎日、将来の目標とそのための今日の目標を書いていた点です。
以前から、「エスキースはできる、一級建築士になる」を唱えるようにと指導してきましたが、毎日日記のように目標を書く、書き続ける、という発想はありませんでした。
これは、全受験生にオススメしたいし、私自身も4月から実践しようと思います。
製図試験com合格フィロソフィにして読み替える
一級建築士設計製図試験合格のために、製図試験comには「製図試験com合格フィロソフィ」として目標達成に向けた計画的なアプローチを重視します。建築設計の知識を深め、技術を磨くために、以下のような実践的なステップを推奨します。
- 目標設定: 受講生一人ひとりが合格するために、必要なスキルや知識を逆算して計画する
- 日々の計画: 毎朝◯分間、受講生は以下の点をノートに記入する
・合格後の目標(一級建築士合格は通過点です)
・そのための今日の学習目標
・昨日の理解度の反省点と改善点
・やるべきこととやらないこと(優先すべき学習内容と避けるべき誤った学習方法)
・今日のライバル
この時間を合格に向かうための専用の時間とすることでより効率的な学習進捗を実現する - 自己変革: このプロセスを通じて、ただ漠然と努力するのではなく、具体的にどのように合格を得るか、どのようにして計画能力を高めるかという意識を持つこと。この意識が学習の質と成果を高め、自己変革につながる
次のステップへの布石として
卒業生も含め、この合格フィロソフィは、一級建築士をめざすあなたが直面する様々な課題に対しても、有効なアプローチとなるでしょう。新しい設計のスキルを習得する、建築の知識を深める、プロジェクトを成功に導くなど、どのような目標であっても、この合格フィロソフィに基づいた計画的な取り組みは、その達成に向けた強力な推進力となります。
忙しい日々の中でも、自分自身のキャリア目標に向かって意識的に時間を割き、計画的に取り組むことで、目に見える成果を得ることができるでしょう。
一級建築士設計製図試験への合格フィロソフィが、人生の目標達成のための貴重な指針となることを願っています。