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2021再現図全体講評

再現図の全体講評、独自採点及び順位をこのページで公開します。


11/29 採点のポイントから逆算した再現図採点についての見解(動画)

11/17 独自採点結果公開

2021本試集計表

独自採点結果としては平均点は57.8点、66枚中上位1/3は61点。失格率は48.5% となりました。

11/14 全体講評

山口@製図試験comです。ようやく本年度の再現図独自採点が終了しました。

再現図ご提出には心からお礼申し上げると共に、辛い作業だった方も多いところをお送りいただき本当にありがとうございました。本年度は、単に採点というよりは、プラン修正も含め添削をしているため、1週間ほど遅れてしまい申し訳ありませんでした。

今回の圧倒的な特徴は、昨年度までの本試験での失格項目を踏んでいる図面が多いということです。

・道路斜線(西側は少ない。東側に多い)
・居室採光(特に省略プランと在宅勤務スペース)
・居室採光なし(2階バルコニー+3階バルコニーで4mを超えている住戸C)
・延焼ライン間違い、防火設備抜け・屋外避難階段の2m開口部不可
・上下階不一致(特に2階の屋根を3階に書いてないパターンが散見)
・断面図の地盤改良ミス(R02ではここだけで一発アウトでした)
・面積計算ミス(h27では床面積ミスで多くはランク2以下でした)

これらのうち、通常であればどれに抵触しても不合格になる確率が非常に高いのですが、これらを避けきっている方の中からだけで合格判定は難しいのではないかと考えられます。実際に過去には竪穴区画ができてないが合格者が多数あった年度もあります。あくまで60枚程度のサンプリングは全体1%も満たないため、全体をつかんでいるとは言いがたいと思われます。

逆に考えれば上記項目を踏んでいなければ、非常に可能性は高くなると考えられ、残念ながら結果は本試験発表まで待っていただけねばならないです。

再現図での順位ですが、下記ホームページにて集計結果を公開していますのでご確認ください。また添削内容についての質問や今後についてのご相談も随時受け付けています。

取り急ぎ、私からのアドバイスは、製図試験とは一旦距離をおいて、色んなことを俯瞰することだと思います。離れることでリフレッシュもできますし、当時見えなかったことが改めて見えてくることもままあるからです。

私は現在ひたすら製図試験ルールブック作成と住宅巡礼解題を行いつつも、新たなコンテンツ作成に注力しています。

2021年11月吉日

製図試験com代表 山口 達也

 

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