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前の課題に引っ張られる方と引っ張られない方の違い

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山口@製図試験comです。

おはようございます。

■前の課題に引っ張られる方と引っ張られない方の違い

さて、この違いってどこにあるのでしょう。

それは、内容が、具象として残っているのか、抽象化して理解できているのかの違いです。

建築士の職能として重要な能力のひとつが「抽象化」能力です。

毎回、設計を含む業務を色々やっていますが、ひとつとして同じ仕事はありません。
同じではないですが、毎回同じような仕事をやっています。
でも同じではありません。
ここには、違う仕事を抽象化して理解し、同じようにこなすという能力が発揮されています。

これをいかに短期間に抽象化して理解し、次に応用するのかが、建築士に求められるひとつの能力だと考えています。

ですから合格する合格しないに関わらず、 この抽象化能力は非常に重要だと位置づけています。

以前やった住宅のイメージをそのまま使うのではなく、活かしつつ、次の設計提案に使えるというのは、この抽象化力の賜です。

それができていないので、前やった課題の幻影が残ってしまい、課題に引きづられてしまうんです。

つまり納得して理解するくらいまでの復習が足りないということです。

新しい課題もよいですが、自身が納得できて使いこなせるようになることはもっと重要です。


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