資格学校とは異なるエスキース完成形イメージ
読解して材料化し、エスキースで取りまとめる。これを制限時間内できれば90分くらいでやりたい。
その場合のタイムスケジュールが、資格学校と製図試験comでは相当異なります。
エスキースの完成形イメージがどうも異なるのではないか、ということについて、盟友で一級建築士のマンガ家ヒヅメさんがx.comでアップしていたので、共有します。
ヒヅメさんのxから。
試験が近くなると勉強も細部の詰めが増えてきますが、エスキースから自動的に図面へ変換する基礎能力もケアしてあげてね。#一級建築士試験
— ヒヅメ マンガでわかる製図試験 (@hizumedex) July 17, 2025
▼エスキースから図面へ自動変換出来てる? pic.twitter.com/hA8zWzig13

こんなラフなコマプランニングから作図できないよ
たしかにそうかもしれません。しかし2コマの表現でセミナー室やホワイエは描けますよね。
資格学校では通常1/400を描くことでプランの納まりを検討させているわけですが、パーツとして覚えてしまえば、その検討する時間は全く不要であることは自明です。
逆にこんなラフなコマプランニングから、1/200を描くことができない方は、まだパーツが理解されていないと思われますので、パーツ暗記と並行して、1/400での演習は引き続きやるべきです。ただしその1/400に頼るのではなく、1/400をいつか手放すために、1/400を描いているという意識が絶対的に必要です。
料理で考えればわかるはず
カレーを作る際、あなたならどこまでレシピがあれば、調理を完成させることができますか。
じゃがいもは◯◯グラム、という表記は必要ですか。カットは厚み2センチ角と表記されてないと切れませんか。
いや、ラフで大体わかります、というあなた。その感覚で、どこまでラフならプランを再現できるのか、ということを考えたことがありますか。
日々行っていることから、類推して、製図試験で何をどう学ばねばならないのかを判断する力。
これがあなたに求められている力なのです。
ヒヅメさんとの共著「マンガでわかる製図試験」には、上記のような話が多く掲載されています。
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