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時間がかかりすぎる方法では意味がない

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山口@製図試験comです。

問題の解き方・捉え方について、思うところがあったのでしつこく書きます。

■何が問題となっているのだろうか。

製図試験comでは、読解に70分から90分程度、
エスキースに30分から40分程度をひとつの目処にしています。
資格学校は読解30分、エスキース90分ですよね。
資格学校のやり方が納得できずに製図試験comのやり方に納得していただける方は非常に多いのですが、この時間の使い方の「慣れ」の問題から、読解に70分から90分、エスキースを90分で2時間半かかってしまう方となる傾向があります。

両方の手法の良いところばかり取ると時間がかかりすぎる問題が発生するわけです。

しかし、これでは不合格になる道を歩いている感じだと思いませんか。

■時間がかかりすぎる方法では意味がない

まずはできないといけない、でも時間はかかりすぎる方法では意味がないわけです。
製図試験comでは、8月末までにいったんどうすればエスキースができるようになるのかをステップで理解してもらっています。
ですが、90分90分で180分では意味がない。

そこで時短が必要になりますが、読解を縮めると結局、資格学校のエスキース方法に戻る方も多いわけです。
30分90分の選択肢もありなので、全くよいと思います。
弊社の方法が合わなかったというだけです。

一方、製図試験comのエスキース手法でいくとすると、エスキース時間を縮める必要があります。
ここでパーツ集の登場となるわけです。

1)出題される課題の建築物は、どこにでも建っている普通のごくありきたりの建物であること
2)全く独創性は求められておらず、問題文の要求をそのまま図面化すればよい試験であること
3)ただし時間制限はかなり厳しいこと。

この3点を突き詰めていくと、その場で新しいプランを考えるのではなく、
 1)ごくありきたりの覚えてきたパーツを、
 2)問題文に合わせて
 3)組み上げる試験
である、ということがわかると思います。

ただし、試験問題作成サイドもアホではないので、覚えてきたパーツがそのまま使えないような当日突然混乱させるような出題を考えています。
しかし、これは試験問題作成サイドにとってもリスクなんですよね。1)に抵触してしまうからです。

そこで1)’が登場するわけですが、
1)’変形できるように練習しておいて
が必要になります。

 1)ごくありきたりの覚えてきたパーツを、
 1)’ 変形できるように練習しておいて
 2)問題文に合わせて
 3)組み上げる試験

となります。さて、あなたは、このような試験であるという認識のもと、学習研鑽しているでしょうか。

問題を「解くこと」に重点を置いていませんか。

新しいプランを構築しようとしていませんか。

その先に合格はあるんでしょうか。


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