12xx:線表現

1_図面印象
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図面はわかりやすさが重要

図面を構成しているのは、線と文字です。線は4種類、線種は3種類を使います。
その違いを使って、読図する採点官に図面の意図を伝えることが図面表現になるわけです。あと、見逃しがちですが、全体の線の均一性と、線が留まっていること=り端点の処理が重要になります。図面という媒体を利用して、採点官に意図を伝えようという意志があるのかないのかそこに配慮しているのかは、非常に重要だと考えられます。

線は4種類

薄く細く描く線です。最終的には見えなくなることが望ましい。

目地(細々線):エッジのない部分=目地などは見えがかり線より若干軽い表現の方がわかりやすいです。細くやや濃く描きます。ただしできない場合は、見えがかり線と同じでもかまいません。

(細線):断面線以外のみえがかっている全ての線です。細く濃く描きます。

(太線):切断している部分です。太く濃く描きます。

この4つの線が描き分けてあれば大丈夫。壁なのか手すりなのかがわからない表現をしないことです。

線種は3種類

実線:点線(破線)、一点鎖線以外は全て実線で描きます。

点線(破線):図面表現したいけれど、見えない部分、建築工事に含まれていない部分などを描き分けたい場合は、点線(破線)で描きます。通常、皆さんが図面で表記しているのは破線ですが、点線という方も多いので併記しています。
exp:見えない部分→上部吹抜け、上部庇、切断していない側にある塔屋等

一点鎖線:範囲を示す場合に用います。
exp:吹抜けの範囲、シャッター位置の範囲等

線表現(均一性と留め)

線表現としての均一性と留めは、図面の第一印象点に大きく影響しますが、ここでその指摘をしておきます。

かつては外壁(RC)と内壁(LGS)はその厚さを描き分けていましたが、現在は全部統一しても問題ありません。ただし、いろんな厚みの壁があったり、壁や手すりの表現が1枚の図面内で異なっている図面は大変読みにくいしわかりにくいので、表現の均一性については、最大限気を配ってください。

加えて線表現で重要なのは、留めです。線は、始点と終点という2つの端点からできています。それが留まっていないと、表現としては大変見にくいし、完結していない図面、だらしない図面に見えてしまいます。米国風の手描き図面は、むしろ端点はクロスするように描いていることが多いです。この表現には好き嫌いがあるのでお勧めはしませんが、端点が留まっていない図面よりはずっとマシだと思います。

(サンプル画像は後日アップします。)

ローカルルール独自採点基準

12:線表現x:状態x:減点
121x1:オーバー1-3:線が濃すぎてわかりにくい(あまりありませんが)
122x2:アンダー1-3:線が薄すぎてわかりにくい
123x3:内容ミス1-3:点線・一点鎖線などの表現が間違っている
124x4:表現ミス1-3:断面線と見えがかり線がわかりにくい
1-3:均一性や留めに欠け、線の表現がわかりにくい
12777:加点7:加点

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