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答案が配布されている試験
製図試験は、最初に答案が「問題文という文字で配布される」試験です。文字で書いてあることを図面化すれば合格する試験です。その意味を考えてみましょう。
ではどこで間違えて減点を受けるのか
ではどこで間違えて減点を受けるのでしょうか。それは
１）問題文の書いてある通りに図面化していない答案 読み間違い、表現し間違い、オーバー、アンダー、欠落
２）問題文に書いていないが図面が間違っている答案 上下階不一致
３）問題文に書いていないが法的・技術的（建築計画・構造・設備）に間違っている答案
４）未完成
減点を受けなければ不合格にはならない
減点法でのこの試験に合格する方法があるとすれば、不合格にならない方法のみが合格する方法となります。ですから上記４点の減点項目を避けきれば、不合格にはなりません。
あなたがこれから対峙するこの一級建築士設計製図試験とは、最後まで減点項目を避けきるゲームなのです。
設計がうまいとか、センスがあるとか、経験があるとか、全く関係ありません。そんなルールで合否は決まらないのです。
01：製図試験は「最後の最後まで減点項目を避けきるゲーム」。
