31xx:利用者動線

3_部門動線
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建物内の利用者動線はどうあるべきか

建築計画の5原則は以前解説しましたが、建築計画上の利用者動線を考える場合は不可欠な知識です。くりかえしになりますが、特に1-4原則は、動線に関するモノです。

    1. 建築計画的によい建築物とは、1)利用者が迷わずに使いやすく(つまりわかりやすい)、2)施設管理者が管理しやすい 建築物である。
    2. 使いやすい建築物とは、1)動線はできるだけ短く、2)異なる利用者属性をできるだけ早く分離している 建築物である。
    3. 管理しやすい建築物とは、1)必要最小限の出入口としてその出入口が視認でき、2)廊下のクランクが少なくブラインド(死角)が少ない 建築物である。
    4. 動線には次の4つのプライオリティ)がある。
      ①属 性:利用者>>サービス事業者
      :多い>少ない
      ③頻 度:高い>低い
      ④特定度:不特定者の利用>予約・会員利用

特に利用者動線で重要なのは、2.と4.です。

動線はできるだけ短くすること

動線は短いに越したことはないのです。近ければ近いほど機能的です。長くなれば長くなるほど、機能が損なわれていると考えてください。しかし、平屋ではあるまいし、全部1階に要求室を計画することは不可能です。そこで優先順位をどう付けるのかという話がでてきます。ですが、その大前提としては、動線は短いほど機能的、を理解しておいてください。

異なる利用者属性をできるだけ早く分離すること

スポーツ部門と文化部門、会員制のアトリエ部門と展示部門といった、属性の異なる利用者はできるだけ早く分離することが、より機能的であると考えてください。
その上で、文化部門が2-3階にまたがることもあり得ますが、それはまたがっても機能的にそれほど損なわれないという動線上の理由付けが必要になります。

動線4つのプライオリティ(優先順位)を守ること

①属 性:利用者>>サービス事業者
この項では、利用者のみを扱いますが、実は利用者でも濃い利用者と薄い利用者があります。それが③④と係わります。

:多い>少ない
通行量が多い利用者動線の方が、少ない動線よりも優先します。優先するということはよりエントランスホールに近い側に計画するということです。

③頻 度:高い>低い
頻度の高い利用者動線の方が、少ない動線よりも優先します。優先するということはよりエントランスホールに近い側に計画するということです。

④特定度:不特定者の利用>予約・会員利用
不特定の利用者が使う動線の方が、特定の利用者が使う動線よりも優先します。これも優先するということはよりエントランスホールに近い側に計画するということです。

具体的な事例(準備中)

ローカルルール独自採点基準

31:x:状態x:減点
313x3:内容ミス1-3:利用者動線間違い
314x
4:表現ミス1-3:わかりにくい表現
315x5:配置ミス1-3:位置が間違っている
3164
6:理解不足
4:全く理解されていないため失格

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