34xx:部門ゾーニング

3_部門動線
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部門ゾーニングとは

製図試験では、要求室に通常「」が設定されています。(唯一h07のコミセンでは部門そのものが抜かれていました)部門とは、出題者側から、こういう利用用途があるので、使いやすいように部門ごとでゾーニングしてもらいたいという「設定」です。
これが平易そうで平易でないことになっているのが製図試験のローカルルール的な部分です。

ゾーニングは動線をまとめたり分離するための器

使いやすいように部門ごとでゾーニングする=動線を機能させる=動線を短くすること+異なる動線の分離のためのゾーニングを行うということです。
必要な動線をまとめ、分離するための器として、ゾーニングすることが求められているわけです。

問題はここから

当たり前の話ですが、1つの部門は、1フロアに納めるべきです。よく百貨店の例を出すのですが、靴下売り場が、1階にも2階にも3階にもあると買いにくいですよね。靴下売り場は階にまたがってゾーニングされるべきではありません。
しかし、製図試験で、1階にスポーツ部門、2階に文化部門、3階に集会部門という問題にしてしまうと、誰でも解けてしまうため、問題として成立しません。そこで、部門が微妙に1フロアに入らないような出題が大半を占めます。
建築計画の5原則の中に「1つの部門は1フロアに納めること」を6番目の原則として入れたかったのですが、製図試験の問題そのものがこの原則に当てはまらないため外した経緯もあるくらいなんです。
R01「美術館の分館」ではアトリエのための準備室が入らないために階を分けるという標準解答例まで現れました。それはいくらなんでも極端かとは思いますが、頻度で考えると階段使えばいいだけじゃんということにはなります。なりますが、標準解答例で出すべき解答でもないと思います。

意外と厳しくない部門ゾーニングへの減点

ここまで読んでみて、なんとも不思議な試験だなーと思った方も多いかと思います。しかもなおかつ、意外と部門ゾーニングへの減点あ大きくありません。というか部門ゾーニングができてないから不合格になるケースはあまり観たことがないんです。
部門の設置階違反は失格になりますが、そんなバカなゾーニングで合格されている事例は過去いくらでもあるんです。不思議な採点基準です。

ローカルルール独自採点基準

34:部門ゾーニングx:状態x:減点
343x3:内容ミス1-3:部門ゾーニング間違い・動線が切れるゾーニング
344x
4:表現ミス1-3:ゾーニングしているかわかりにくい表現
345x5:配置ミス1-3:部門の位置が間違っている
34545:配置ミス4:部門の設置階違反による失格
3464
6:理解不足
4:全く理解されていないため失格

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