製図試験.comでは、「コマ」「積上図」など通常使わない用語を用いて解説するカルト教団のようなマニアックさがありますが、それを含め「製図試験.com」なので今でも一部利用しています。このローカルルールカテゴリーコードや建築計画の5原則などもその類に入ります。概念を示すために用語を用いていますが、一般の人には通じないので、本試験ではこれらの用語は使わないようにしてください。不明な用語がありましたらリクエストボックスからご質問ください。
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エスキスとエスキース
Esquisséはフランス語(ポルトガル語ではEsquis)で、「美術用語。試作のための下絵,画稿の意 (→スケッチ ) 。大きな作品の制作の準備段階として小さな紙や布に簡単に構図を描いてみること。(ブルタニカ国際大百科事典)」 建築設計では、スケッチが単なるお絵かきであるとすると、エスキスは、試行錯誤の上より深い高みに近づけるためのスタディ、という意味で使われています。 しかし、これこそが製図試験を混迷に陥れている原因であると思っています。製図試験では練っている時間はなく、長考するものではありません。そのため、製図試験.comでは、エスキスと言わずエスキースと呼んでいます。
コマ・コマ図・コマプランニング・ちびコマ・倍コマ
4本の柱に囲まれた1スパンを「コマ」といいます。コマで表現するプランを「コマ図」、コマでプランすることをコマプランニングと呼んでいます。さらにコマには、5mm角のちびコマ、1cm角の倍コマがありますが、製図試験.comでは特別なことがない限り、ちびコマは使いません。したがって、コマ=倍コマ=1cm角を意味するとお考えください。
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