12XX 線表現 線の描き分け

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12XX 線表現 線の描き分け

ここでは、線表現として、線の描き分けと均一性を評価します。使用する線は、下記の通り。大きく分けて3種類(使える方は4種類)です。

1.断面線    太くて濃い線
2.見え掛かり線 細くて濃い線
(2-目地     細くて薄い線)
3.下書き線   細くて見えなくなる線

124X 均一でない・端点が止まっていない表現

126X 線の表現意図が理解されていない

124X 均一でない・端点が止まっていない表現

線は、太線でも細線でも均一に描かれていることが大前提です。同じ意味合いを持つ線の濃さが1枚の図面で異なる図面は読みにくいです。
均一でないということでいうと、定規とフリーハンドが意味なく混在している表現も大変読みにくいです。
混在させるのであれば、外構だけフリーハンドとか、造作だけフリーハンドとかある程度意味を分けて混ぜてください。

線は、始点と終点が重要なのですが、端点が止まっていない表現は非常にだらしなく読みにくい図面となりますので注意してください。

126X 線の表現意図が理解されていない

線の差異は、ダイナミックレンジ(差の幅)が重要です。
断面線を濃く太目に描くと、見え掛かり線は相対的に普通に描けば差異が出ます。往々にして断面線が弱く、手すりと壁の差がないような図面が多いです。
次に多いのは、読図を邪魔するくらい下書き線が残りすぎている表現。これも線としての意図が理解できていないようにみえます。

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