50歳以上しか採用しない会社
”50歳以上しか採用しない会社”という記事が話題になったので、製図試験com的に考えてみます。
引用元のブログは下記からです。
製図試験で読み替えてみる。
製図試験自体は、体力やその環境から20代後半から30代をターゲットにした問題構成だと考えています。ですから40代50代が受験すること自体そもそも想定外のような体があります。
もうほとんど、一級建築士を受験するのに、40代以降では無理、みたいな空気感があるのかもしれません。「もう今更一級建築士なんて取れるわけないやん。」という空気感です。
しかし製図試験comではこう考えています。
一級建築士を取得して、人生を変えたい!という方、大歓迎です。
通常、若いうちに資格を取得しておいた方がいい、ということが都市伝説のようになっていますが、一級建築士の取得は、若くなくてもポイントをおさえれば、できるものなんです。
一級建築士を取得するための6つのポイント
以下の通り、製図試験受験に当てはめて読み替えてみました。
- 一級建築士取得は、一発逆転の出来事ではなく、些細な日常の習慣です。
学習を「続けること」そのものに価値があります。 - 学習する習慣が意識せずにできるようになったら、次の習慣に挑戦すること。
なんでもいいから、常に次の勉強を始めることです。 - 学習に挫折したら、次のものを設定する。
無理して出来ないことを続けないことです。 - 決して他人のせいにしない、ということを守ってください。
- 人に親切にする、ということを守ってください。
- 最後に「一級建築士になる!と思った時点で、既に一級建築士になり始めている」
と思ってください。
人生を変える=資格取得との戦い
1.学習は続けるものです。生涯勉強です。動線やゾーニングは試験だけで生涯に渡って役に立つわけがないと思っている方、恐らくまだ建築の奥深さがわかっていません。日々の戦いが年月を重ねるに従って意味をなす。これが建築の面白さなんです。建築科村野藤吾は、50歳を過ぎてからようやく建築とは何かがわかってきた、ということを述べています。
2.より深化していくこと。30代の安藤忠雄は、様々な建築家から「そのまま続けてたらアホ」と言われ続けてました。しかし安藤忠雄は40代から化けていくわけです。より深化していくことは、製図試験comのテーマでもあります。
3.無理はしない、手は抜かない。これは製図試験comを運営するI.L.D.の社是です。エスキースをわかるところまで細分化して、それを納得するまで徹底して行い、自身のノウハウに変えていくという作業は、生涯の財産となる手法です。
4.最後はあなたの勝負。あなたの代わりはあなたしかいません。誰もあなたの代わりに受験することはできないし、あなたの代わりに生きることもできない。人生は一回性です。人のせいにする方はこの人生が一回しかないことを体現していない方です。
5.情報発信したところに情報が集まる。同じ受験生に対してご自身が積み上げたノウハウを教えることをいやがるためらう方が多いのですが、あなたの血となり肉となった情報は、どれだけ他の方に与えても濃くなることはなっても薄くなることはありません。製図試験comは言霊を信じています。あなたが与える情報は、必ずそれより大きくなってあなたに還ってきます。そう信じています。
6.合格から逆算して始める。一級建築士になる!と決めた方は、既になりたいなーとかできないなーとか思っている方の数歩先を進んでいます。年齢も経験も関係なく、トライしよう、試みをしようとすることが、全てのスタートラインであり、そのスタートラインに立てているということです。
スタートラインに立てている方は、必ずゴール=合格から逆算して、学習研鑽を始めてください。
合格されることを祈っています。
そしてその激励を行う製図試験comでありたいと願っています。