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楽天の送料無料問題を考える。

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ショッピングサイト楽天が一定の価格以上だと送料無料にすることについて、登録店舗が反対しています。ニュースは以下の通り。

楽天は2020年3月18日から、楽天市場で税込3980円以上を注文した顧客に対し、送料を一律0円にする予定だ。この制度がスタートした場合、楽天側には新規顧客の獲得と売上の増加が見込まれる一方で、出店者は送料を全額負担する必要があるため、楽天ユニオンは反発を強めている。(後略)

ITmedia NEWS
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製図試験comは、新事務所に移転してから送料を廃止して送料込、消費税込の表示価格にしました。だって、2,980円ぽっきりとかいって、税別、送料別、代引手数料別とか言われるとちょっと引きます。自分自身がやってほしくないことを人にはやらない、というのが私自身のルールです(守れてないこともありますが、その時はご指摘ください)。だからこの楽天の決意は正しいのか?というとそうでもないと思っている私が居たのでブログにしようと思ったわけです。

楽天は何と戦おうとしているのか。

世の中は覇権主義で新自由主義の時代となっています。より強い資本が一人勝ちするモデルです。明らかに楽天は、GAFA(google、amazon、facebook、apple)を意識したモデル改革をしようとしています。つまり一人勝ちの側に行こうとしている。そのためには、中小弱小の小売り店の利益や想いは要らないわけです。そんな個別事案に係わっていては、GAFAには勝てませんから。
そして、GAFAを使っている私たちも、その加害者に加担している一人なのかもしれません。googlemapを使い、amazonで本を買い、日々facebookを更新し、スマホはiphoneとは私のことです。楽天はここに負けないモデルにしたい、その一環が今回の送料問題なのです。

新自由主義と地域主義問題

建築の仕事のほとんどは、絶対無二の敷地に一品生産としての建築物を建設すること、そしてそれに係わることになります。そういう意味では新自由主義とは全く関係ない力学で建設されることがほとんどです。GAFAがどれだけがんばろうとも、地域での出来事も建設も地域固有のものであり、GAFAがどれだけはその市場に入り込むことはできません(儲からないことには興味がない)。
そういう従来からの文化的地域的ベースとGAFAのような全世界的新自由主義陣営が共存しているというのが現在2020年の状態なのです。

建築に携わるということ

製図試験に合格して一級建築士になる、ということ、建築に携わるということは、常にこのGAFAを含む新自由主義的な覇権主義に対して、戦いつつ利用していくということになります。その意識の先に次の未来があるのではないか、ということでここでまとめさせていただきました。
2030年くらいにこのブログをどう読むんだろうと思いつつ。

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