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設備設計一級建築士修了考査とその対策の概要について

設備設計一級建築士修了考査とその対策の概要について

SSST(製図試験.com 卒業生設備チーム)

このページに辿り着いていらっしゃる時点で、恐らく設備設計一級建築士の修了考査のアウトラインはご理解されていると思います。また、当時者の方は、既に『一級建築士の資格取得者』ですから、情報の取り方や試験対策について改めて説明する必要がないかと思います。

ただ、過去問と解答の販売にあたり、この修了考査について、他のサイトなどを補足する内容をご紹介したいと思います。試験数は下記のような状態ですが、本当に狭い範囲で試験が実施されているので、『情報』の取得が問題かと感じています。

まず、修了考査は一級建築士試験のような『試験』ではありません。あくまでも、『講義』を受けた上で、その内容の『修了考査』を受けて、『講習を修了する』という枠組み(というか建前)になっています。次に、講義は、『設計製図』と『法適合確認』の2段階に分かれており、建築設備士の資格を所有している方は(過去の試験で『設計製図』の修了考査のみ合格している方)は『法適合確認』のみでよく、講義は1日間のみ、修了考査は午前中の2時間のみと負担は少なくなっています。

この『講義』に対する意見は別に機会に移すとして、この講義用に非常に分厚いテキストが配られます。修了考査においては、このテキストの持込が可能です(法適合確認なのですが、法令集の持込はNGです)。その意味では、建築士試験の法令の試験と似ていると感じます。よって、このテキストが手元にない状態で試験対策を行うのはあまり意味がないと思います。『講義』は通常9月下旬から10月上旬にかけて全国各地で実施され、『修了考査』は11月下旬に行われますが、現状ではこの1ヶ月半くらいの間に修了試験対策を行うことで十分だと思います。

というのも、現在の修了考査は(一級建築士試験のように)“実力のある人でも割合を守るために一定の割合を不合格にする”という思想はなく、講義から修了考査の間にて常識的に準備すれば合格出来る形となっています。

 『法適合確認』の修了試験は、(法令集が講習テキストに変わりますが)一級建築士の法令の試験と似ていると書きましたが、一点だけ大きく異なる点があります。それは、『マークシートではなく文章で答えを書く必要があるということ』です。20問で2時間という試験時間は標準的ではありますが、文字で文章を書くことを考慮すると、余裕のある時間ではありません。

よって、試験中に、悩んだり、手が止まったりすれば、大きなロスになります。不合格になってしまう方は、この時間のロスが主な要因ではないかと思います。テキストについては、法令集と同様に過去問などを通じて『どこに何が書いてあるか』は検索しやすくする配慮と、当日の時間配分のイメージトレーニングは必須かと思います。

下記にこの試験の合格者数と合格率を別表に示します。H20年度から始まった制度にて、受験者数が落ち着き始めたH22年度からのデータを示しています。法適合確認の修了検査のみであるなら80%程度の合格率を確保している状況であり、テキスト持込できるという状況を鑑みれば。キチンと準備すれば合格出来るということがデータ的にも示されています。ただ、ここところ(H30年以降)、合格率がふら付いている状況です。合格率が極端に上がらないように調整しているのでしょうが、人数が限定的ということもあり、思惑通りにいかず、結果的にふら付いてように感じます。この辺は、やはり“運”もあるとは思いますが、(大丈夫だろうとタカを括らず)キチンと準備しておけば、不合格を踏むことはないと感じています(だって、受けている人はみんな一級建築士の激闘を勝ち抜いた人ばかりなのですから)。

我々が提供する過去問題と解答集が皆さんの試験対策のお役に立てれば、幸いです。

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