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808 道路斜線を描き間違える理由

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道路斜線を描き間違える人は、勾配などの数値間違いよりも、引き方の手順が決まっていません。

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道路斜線が苦手なあなたへ

道路斜線の作図、本当に苦労しますよね。受講生からも「1:1.25と1:1.5をつい間違えちゃうんです」という相談がよくあります。でも、実際に答案を見てみると、勾配そのものはちゃんと暗記できている人がほとんどです。じゃあ、なぜ間違えるのか。ここがすごく大切なポイントです。

私も毎年何百枚と添削していますが、ほとんどの人は「勾配が…」「定規が…」と心配するけれど、実は本当の原因が別にあるんです。勾配定規を持っているのに迷う。どこから引いていいか分からず、毎回そこで止まってしまう。あなたにも思い当たること、ありませんか?

その原因、勾配ではなく“基準点”です

多くの受験生が「道路斜線=勾配問題」だと捉えています。確かに1:1.25(51°)、1:1.5(56°)と数字は覚えています。でも、製図試験の現場で本当に大切なのは、どこから引き始めるのかという基準点なんです。これが決まっていないと、いくら勾配を覚えても道は開けません。

実務ではまず道路の反対側境界線を確認し、適用距離を測り、そこから基準点を出して、最後に勾配定規をセットします。でも製図試験では、基準点が図面の外になったり、曖昧になったりしがちです。この基準点を自分で明確にできない人は、最後まで「あれ?」と迷ってしまう。知識不足じゃなくて「スタート地点の混乱」こそが、最大の原因です。

実際、私の受講生でも「計算式や基準点を間違っていた」「測る場所を毎回変えていた」「勾配定規の当て方が違っていた」という人がいました。でも一つ一つ手順を整理することで、着実に描けるようになっています。ここが一番大切です。

今日からできること:手順をいつも同じにする

安心してください。道路斜線は「覚えゲー」じゃないんです。必要なのは、一連の手順を迷わずできることだけです。

製図試験の全体工程を大きく5段階を①課題文を読み要求を整理する → ②エスキースする → ③要点をまとめる → ④図面化する → ⑤最終確認。に分けていることはご存知ですよね。
この流れのように、道路斜線は必ず「基準点を決めて」「勾配定規をセットする」というシンプルな処理を忘れないことがコツです。

図で思い浮かべてください。(図は作成中)
左側が悪い例。
「勾配を暗記 → どこから引く? → 混乱」
右側が良い例。
「適用距離 → 基準点 → 51°または56° → 道路斜線完成」
中央では「勾配+基準点の計算式」で処理が流れています。

道路斜線で大切なのは適用距離→基準点→勾配定規という順番を、毎回必ず守ることです。

もし基準点が図面外になる場合も心配はいりません。ちゃんと適用距離を測って、基準点を印して、勾配角度を当てれば、必ず描けるようになります。勾配の数字を覚えるよりも「どこから引くか」を意識してください。ここだけで劇的にミスが減ります。

本番でも同じです。課題文から条件を整理し、まずはしっかり基準点を決めて、それから勾配定規を使う。この一点だけ気をつけてみてください。

最後にチェックしてみましょう

  • 道路反対側境界線の位置、しっかり確認しましたか?
  • 適用距離、測れていますか?
  • 基準点、毎回同じ場所に置けていますか?
  • 勾配定規は正しい角度で当てられていますか?
  • 1:1.25と1:1.5の区別、自信ありますか?
  • 基準点+角度で迷わず作図できていますか?
  • 道路斜線を後回しにせず、序盤で終わらせていますか?

一つでも「NO」があれば、慌てずに基準点と手順だけを意識してみてください。道路斜線は「センス」じゃなく「手順ゲー」です。今日からぜひ、一つでも実践してみましょう。

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