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2019年「美術館の分館」攻略方針

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■製図試験comの本年度課題「美術館の分館」についての攻略方針は以下の通りです。

1)公共施設型の攻略

これについては拙著「ステップで攻略するエスキース」だけで十分対応できます。
昨年も公共施設型でしたから既に受験している方は有利ですね。建築物の構成、考え方、攻略の仕方については、この1冊で十分です。
https://seizushiken.com/welcart/product/b100y/

本年度特殊条件については、上記テキスト購入者用サポートサイトで概略をお伝えしますが、それと共に「本年度課題課題分析帖」で詳細に解説します。その内容が2)以下となります。
https://seizushiken.com/welcart/product/b200y/

2)美術館の理解(機能及び見学)

現在の県立美術館系のかっちりしたものを観ておくといいかと思います。美術館には、収蔵、研究、展示、教育等の部門がありますが、「収蔵、研究、展示」という美術館本館のコアな部分以外が分館に分けられるというイメージを持っておきましょう。

3)[分ける]分館の機能と位置付の理解

本館機能以外の部分が、分館の機能として求められるわけですが、加えて本館との関係性も相互補完の役割なのか、別館新機能付加なのか、で全く求められるプランが異なります。この部分は可能な限り網羅しておく必要があります。

4)[つなぐ]本館と分館のつなぎ方の理解

本館と分館は完全分離から一体型まで様々なつなぎ方があります。これについても可能な限りの想定を行い網羅しておく必要があります。

5)特殊パーツの理解

本年度特殊パーツは、屋上庭園になりますが、それ以外にも防音防振設備、Exp.J.外構などがあります。これは試験前日まで続きます。弊社では本年度パーツ集がこれにあたります。

6)問題を解く

1)から5)を理解しつつ、問題を解いていきます。課題分析帖がお手元に手に入るまでは、2)から5)は暗中模索だと思いますが、じーっと考えるよりは、調べる事をオススメします。また課題分析帖が完成するまでは、ひたすらトレースをしていてもよいかと思います。

既にお手元には、オープン課題、そしてステップで攻略するエスキースのテキストに掲載されている課題があるはずですから、これをトレースしたり、ステップを使って、オープン課題をやってみたりするだけでも十分学習ができるはずです。
また第1課題も問題文だけは公開していますが、オープン課題との違いを体感していただくにはよいかと思います。第1課題レベルが本試験想定です。

■まずは公共施設型の基本に絞って

試験の山場は恐らく3)4)になります。ですがそれは9月には行ってからでも十分間に合います。むしろ8月中に1)の公共施設型の基本を押さえること、そしてトレースベースで3時間作図1時間要点感覚を身につけることが重要になります。
公共施設型のエスキース手順の基本を身につけないまま、ダラダラ問題を解いていても9月以降ついていけなくなります。確実に基本を身につける8月としましょう。

 

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