11xx:第一印象(丁寧さ)

1_図面印象
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観た目が9割といいますよね・・・。

もう何十枚も図面を採点していると、「あーわかりやすい図面だなー」「読みにくい図面だなー」という主観が働きます。採点する側も人間ですから、わかりやすい第一印象の良い図面と読みにくい第一印象の悪い図面があれば、どうしてもひいき目に観てしまうのが人情というものかと思います。

また、わかりやすい図面を描く方=図面表現を理解していてそれを実際に表現できる方であり、一方、読みにくい図面を描く方=図面表現を理解していない、もしくは理解していても技能が追いつかない、またはその両方、である可能性があります。

つまり、図面表現と力量には一定の相関関係が成立するであろうという前提があるわけです。

美しさが重要視されていた時代もあった

そもそも手描き図面は、わかりやすいのは当たり前、ある意味商品なのですから、わかりにくい図面では設計意図が伝わらない図面となってしまいます。ですから、CADがなかった当時は、わかりやすく美しい図面を描くことが至上命題でした。
つまり美しい図面表現と力量には一定の相関関係が成立するであろうという前提があったるわけです。

しかし時は流れ、CADが全盛の現在に至っては、図面表現は劣化の一途をたどっており、もう美しい図面を描く方は絶滅に近い状態となりました。そこで全体の作図レベルが劣化してきたため、判断基準も大きく変わってきていると考えられます。

図面の目的は計画意図を伝えること

図面の目的は、計画意図を伝えることです。そこで伝わるのであれば、美しさは問わない、というのが現在の図面評価基準となっています。
かつては、フリーハンド図面は、本当に上手い方以外はやらないように指導されてきましたが、フリーハンドの方がスピードが速く、かつ計画意図を伝えられるのであれば、使用可能となってきています。つまり図面が下手であっても、計画意図が伝わる図面であれば理解していると判断されるということになります。

図面は手書きの履歴書・ラブレターと同じ。

計画意図が伝わる図面であればよいと書きましたが、未だに就活では手書きの履歴書が重宝されています。それは文字を丁寧に書ける人間かをみたいからです。計画意図を伝える際に、それを丁寧に伝えようという意志があるのか、描き殴りなのかは随分印象が異なりますよね。ラブレターでも異性への誠意を表していることが重要になりますよね。

全く図面も要点も同様で、採点官に観てもらう答案としての図面や要点を、心を込めて丁寧に書こうとしているのか、わかるならいいだろ!って状態で書いているのかは、随分印象が異なるはずです。
誠意を持って丁寧に伝わるように表現すること。これが基本となります。

ただし完成していることが絶対条件

どれほど誠意を持って丁寧に伝わるように表現することにこだわったとしても、その図面が未完である場合は、全ての前提が崩れてしまいます。
時間内に完成した最大限の誠意を持って丁寧に伝わるような答案を作ること。
これが不合格にならないためには必要になります。

ローカルルール独自採点基準

11:第一印象x:状態x:減点
11040:未完4:
111x1:オーバー1-3:描き込みが多すぎてわかりにくい
112x2:アンダー1-3:描き込みが少なすぎてわかりにくい
113x3:内容ミス1-3:
11343:内容ミス4:上下階不一致、平断不一致
114x
4:表現ミス1-3:均一性、丁寧さ、線・文字の留め等
11777:加点7:加点

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