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施設見学のポイント

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#学習法 #見学

施設見学の見所は、ズバリ。

私が建築士として設計するならどうするのか。

この一点に尽きます。その際、見学した施設が必ずしもよいモノとは限らないからです。
製図試験は、1/200で2,000m2程度の基本計画ができる能力が求められています。
設計はできないにしても基本計画程度は理解できる必要があります。
といってもそれほど難しい話ではなく、さらに次の2点がポイントになります。
1)一般利用者視点で使いやすさの理解
この施設は使いやすいか使いにくいか。使いにくい場合は何が原因か程度です。
2)室の広さと利用人数のスケール感
3コースのプール室の大きさとそこでの利用人数感。更衣室のロッカー数と広さ
このあたりはちょっと専門的ですが、その感じ、空気感を理解しておくのは重要です。

□外部

アプローチの取り方 建物の配置計画 外構との関係 受電引き込み位置 上下水道接続位置

□内部

エントランスホールの広さ、高さ、吹き抜け、防火区画
・プール関連
受付位置、課金方法、課金非課金ゾーンとオペレーション、上下足ライン
更衣室ロッカー数と大きさ、更衣室レイアウトとドライウエット、更衣室はプール兼用か専用か
プール大きさ、プールサイド大きさ、階高さ
プール構造 プール空調、照明、温水熱源 ろ過機械室大きさと位置
プールとフィットネスの面積比率

□ヒアリングできるなら。

利用者数(時間帯別、曜日別)
利用者属性(家族、学生、大人、高齢者、男女比」
1回の利用時間、利用頻度
典型的な利用動線
施設の大きさに対するスタッフ数
管理部門室とその大きさ
現在使いにくい点

この程度は押さえないところですね。図面などで後追いできる分もあるのですが、オススメは図面を頭にある程度入れてから、利用してみて動線や使い勝手をチェックする、という感じでしょうか。

くれぐれも利用者管理者の迷惑にならないようにしてください。
更衣室やプール室での撮影も許可なしにはしないように。

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