16XX コア計画

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16XX コア計画

エレベーターや階段といった縦動線を「コア」と呼んでいます(製図試験業界用語)。コア計画の良し悪しがそのまま、縦動線計画の要となるため、建築計画の根幹として位置づけられます。このコア計画については、建築物の分類によってタイプが異なるため、出題年度ごとで計画の考え方が変わります。ここでは公共施設系のコア計画についてコードをまとめています。

1609 コア欠落により失格
1619 階段5ヶ所以上はオーバーで失格

163X 使えないEV、登れない階段
165X 二方向避難やゾーニングができていないコア計画


1609 コア欠落により失格

2階以上で階段が1ヶ所だったり、EVが着床していなかったりして欠落している場合は、即時失格となります。

1619 階段5ヶ所以上はオーバーで失格

要求される建築にもよりますが、通常、併用用途であっても二方向避難が2ヶ所ずつで最大4階段。5階段以上は、単にコア計画が下手なために起こると判断され、失格扱いだと考えられます。

163X 使えないEV、登れない階段

コア計画の内容ミスとしては、大きさや台数間違いのある使えないEVや、梁に当たる階段、段数が足りない階段等があります。

梁に当たる階段や段数が極端に足りない階段は即時失格になっている年度もあります。

165X 二方向避難やゾーニングができていないコア計画

コア計画=二方向避難のためのコア配置計画と言ってもよいくらい、その配置が重要になります。
また公共施設系の場合は、利用者用コアをメインコア、管理者用コアをサブコアとして位置づけて、EV1基の場合は、メインコアにしか設けません。そのため、そのゾーニングができていない計画は大きく減点される可能性があります。

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